韓国旅行に行く時に直面する「どの航空会社で行くか問題」。
近年、福岡から韓国へのアクセスはとても便利になり、格安航空会社(LCC)を使えば片道1万円以下で渡航できることも。でも、いざ予約しようとすると「どの航空会社が安いの?」「座席の広さやサービスって違うの?」「受託手荷物は含まれてる?」など、迷ってしまう人も多いはず。
この記事では、福岡空港から韓国へ就航している7つのLCC(T’way、ジンエアー、エアプサン、エアソウル、チェジュ航空、イースター航空、エアロK)を一挙に比較。価格・サービス・利便性など、初めての人でも安心して選べるように、わかりやすくまとめました!
韓国LCC選びで失敗したくない方は、ぜひ最後までご覧ください。
福岡空港発!7つの韓国LCCをご紹介
まずは今回比較する、福岡空港発着便のある韓国LCC7社をご紹介します!
T’way航空
韓国で最初に設立されたLCC。大邱や清州など、地方都市への国際便も運航しているエアラインです。LCCなのに、なんと韓国=ヨーロッパ線も運航しており、韓国行きだけでなく、安く乗り継ぎでヨーロッパまで行けるのも特徴です。

ジンエアー
韓国の大手航空会社・大韓航空グループのLCC。ボーイング777という大型機材も保有しており、JINI PLUS Seatという足元の広い座席もあります。

チェジュ航空
韓国LCC最大手。便数が多く、使いやすい時間帯の運航がある他、定期的に行われるセールが激安!最近は見なくなりましたが、片道700円(燃油サーチャージ・諸税等別)のセールもありました。格安&弾丸渡韓の強い味方です。

エアソウル
韓国大手航空会社の一つ、アシアナ航空傘下のLCC。2015年に設立された比較的新しいLCCであり、座席も他LCCに比べるとゆったりしています。

エアプサン
こちらもアシアナ航空傘下のLCC。釜山を拠点にしており、釜山線の運航便数が充実。座席は正直せまめですが、福岡=釜山の距離なら全く問題ないです!

イースター航空
なんと、14日前までの国際線変更手数料が無料という、ありがたすぎるキャンペーンを行なっているエアライン。2025年5月現在、キャンペーンは10月25日までとなっていますが、ニュースをたどると元々 3月末までだったそうなので、好評であれば継続の可能性も期待できます。

エアロK
2017年に設立された新しいLCC。会社名「AEROK」を逆さから読むと「KOREA」になります!清州という、ソウルの南の都市を拠点にしており、日本では帯広や茨城といった珍しい路線も飛ばしています。
韓国LCC7社徹底比較!
韓国LCCは、受託手荷物の料金や座席指定の料金、セールの頻度など各社特徴があります。あなたの旅にあったLCCを見つけてくださいね!
私が福岡県民のため、福岡空港国際線によく来る機材を中心に記載しています。
情報は、2025年5月時点のものです。運航便数や料金規定等は変更となる可能性がありますので最新情報は各社の公式サイトをご確認ください。
項目 | T’way航空 | ジンエアー | チェジュ航空 | エアソウル | エアプサン | イースター航空 | エアロK |
---|---|---|---|---|---|---|---|
福岡就航都市 ()内は1日の便数 | ソウル(3-4) 大邱(1) 清州(1) | ソウル(5) 釜山(1) | ソウル(4-5) 釜山(2) | ソウル(2) | ソウル(2) 釜山(4) | ソウル(2) | 清州(1) |
無料受託手荷物 | スマート運賃以上 15kg〜 | 全運賃無料15kg | FLYBAG以上 15kg〜 | 正規運賃のみ 15kg | レギュラー 15kg | 特価運賃以外 15kg | Basic以上 15kg |
機内持ち込み手荷物 | 10kg〜 | 10kg | 10kg | 10kg | 10kg | 10kg | 10kg |
座席指定料金 | 300円〜 | 40,000ウォン〜 | 6ドル〜 | 4,000ウォン〜 | 1,700円 | 600円〜 | 有料 |
セール頻度 | ほぼ毎月 | 年に2回 | 頻繁 | 大型セールは少なめ | 大型セールは少なめ | 大型セールは少なめ | 少なめ |
モバイルバッテリー取扱い | 座席下収納・ 要絶縁対策 | 手元荷物・ 要絶縁対策 | 座席下収納・ 要絶縁対策 | 要絶縁対策 | 座席下収納・ 要絶縁対策 | 座席下収納・ 要絶縁対策 | 座席下収納・ 要絶縁対策 |
ソウル駅チェックイン | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 路線なし |
キャンセル・変更 | 有料 | 有料 | 有料 | 有料 | 有料 | 14日前まで旅程変更無料 (期間限定) | 有料 |
座席の広さ(エコノミー) | A330:81-84cm B737:74-76cm | B777:76-78cm B737:73-76cm | 74cm | 78-83cm | 71-79cm (アシアナお下がりは広め) | 73-79cm | 71-78cm |
エコノミー以外のクラス | A330では ビジネス有り | B777ではジニプラス (プレミアムエコノミー)有り | Business Lite有り (福岡路線は無し) | Mint Zone (前方席)有り | 特になし | 特になし | 特になし |
絶縁対策…ビニール袋に入れる、金属端子部分に絶縁テープを巻く、などして、モバイルバッテリーが使えない状態にしてください。
※本情報は、2025年5月に公式サイトやブログ等の記事をもとに作成しています。情報は随時変更になる可能性がありますのでご留意ください。
※エアソウルのモバイルバッテリー取扱に付いて、頭上手荷物入れ不可の記載を見つけられなかったのですが、おそらく他のエアラインと同様に座席下収納を求められる可能性が高いです。
こんな人にはこの韓国LCCがおすすめ!
とにかく安く行きたい!
ソウルならチェジュ航空、釜山ならエアプサンがおすすめ!元々運賃が安いうえ、チェジュ航空のセールを狙えばだいぶ料金を抑えられます。
広めの座席に座りたい!
ティーウェイ航空やジンエアーの大型機材便を狙うのがおすすめ!エアソウルも割とゆったりめシートです。
フライト変更の可能性がある!
LCCでは唯一!日付変更手数料がかからないイースター航空がおすすめ!
韓国LCCおすすめの予約方法
航空会社サイトから直予約!
セールにかなうものはない!航空会社のセールを狙ってお得運賃をゲット!
まずは候補のエアラインのSNSをフォローしたり会員登録したりして、セール情報が入って来るようにしましょう。チェジュ航空やティーウェイ航空などセールが多い会社はセール開始と同時に購入するくらいの勢いが大切です。渡韓予定が決まったら、セールを逃さないように待ち構えましょう。
セール運賃の最安値は、「預け手荷物が付いていない」料金なことがほとんどです。機内持ち込みは、重量・液体など制限も多いのでお気をつけください。
通常料金なら最強?!Trip.comで予約
セールを狙わなくとも、Trip.comは常にお安め。行きと帰りで異なる航空会社を組み合わせ、最安になるように予約することが可能です。Trip.com自体のセールも頻繁に行われており、航空会社のサイトから直接予約するより安くなることも多々あります。
ホテルもセットで予約すれば、さらに割引がかかります!
「往復違う会社でいいの?」「往復同じ方が安い?」と思う方もいるかもしれませんが、往復同じ航空会社である必要はありません。また、LCCに往復割りはないので、安くなる組み合わせを見つけましょう!
なお、違う航空会社を予約した場合、行きのチェックイン時に帰りの航空券を予約しているか確認されることもありますので、帰りの予約を示せるスクリーンショットや書類を準備しておくと安心です。
もはや原価割れ?HISの最強セール
HISが年に数回実施するセールでは、航空券+ホテルセットのソウル 3日間で2万円を切る(燃油込み、諸税別)スーパー価格が登場することもあります。航空会社や便を指定できない、ホテルを選べないなど制限はありますが、特段こだわりがない人はHISが最強かもしれません。
終わりに
いかがでしたか?私は安さと時間重視で、Trip.comで航空会社を縛らず予約することが多いです!
みなさんも韓国LCCでお得に快適に韓国旅行を楽しんでくださいね。
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