みなさんは、海外に行く時どうやってスマホをネットに繋ぎますか？以前はレンタルWi-Fiが主流でしたが、最近はSIMが人気になっています。私は断然eSIM派なのですが、買い方や使い方が分からない…という方も多いと思いますので、徹底解説したいと思います！iPhoneのやり方で記載していますが、Androidもほとんどやり方は変わらないようですので、ご参考までにご覧ください。
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無料で見れるショーですが、時間を調べたりアクセスを調べたりと、やっぱりネットが必要ですよね！
海外でネットに繋ぐ方法4選！
そもそも、海外でネットに繋ぐ方法ってどんなものがあるのでしょうか。eSIMについて解説する前に、主な方法4つを紹介します！
①現地Wi-Fiを借りる
コロナ前はこれが定番だったかもしれません。モバイルWi-Fiをレンタルし、お手持ちのスマホを繋ぎます。メリットは複数人で共有できること！スマホが数台あったり、仕事用でパソコンもスマホもタブレットも使う！という場合や、家族旅行などでは便利かもしれませんね。デメリットは、持ち運びが必要なことと充電が必要なこと。
②SIMカードを買う
海外で使える数日間のSIMカードを購入するのも費用を抑えられる、かつ設定も難しくないのでおすすめです！しかし、日本で使用しているSIMカードとの差し替えが必要であり、日本のSIMカード紛失リスクがあるので私は怖くて使えていません…
③eSIMを買う
最もおすすめな方法です！費用が抑えられ、スマホ上の手続きだけで全て完結！一度やってしまえば、やり方もそんなに難しくありません！
④データローミングをする
日本で契約している携帯電話会社が提携している通信事業者のネットワークを利用する方法です。使用できるエリアが限られる上に、料金がかなり高くなる可能性がありますので、あまりおすすめはできません。ahamoなどは海外でも利用できるプランがあるようですが、私は使ったことがないので説明は省きます。
まとめ
以上4つの方法をまとめるとこんな感じ。圧倒的にeSIMがおすすめです！
| Wi-Fi | SIMカード | eSIM | データローミング | |
|---|---|---|---|---|
| 価格 2泊3日の場合 | △ 2,000円〜 | ◎ 数百円〜 | ◎ 数百円〜 | × 3,000円〜 |
| 複数台使用 | ◎ | △ (テザリング可能なものもあり) | △ (テザリング可能なものもあり) | – |
| 持ち運び | × | ○ | ◎ | ◎ |
| 設定方法 | ○ | △ (日本のSIMカードの紛失リスク) | ○ | ◎ |
| 個人的おすすめ度 | △ | ○ | ◎ | × |
eSIMってどこで買うの？
eSIMの購入方法は様々です。海外現地で購入も可能ですが、おすすめは国内で買っておいて設定を終えておくこと！
eSIMが買える場所（一例）
・KKdayやklook、Trip.comなどのオンライン旅行サイト
・Amazonや楽天などのショッピングサイト
・通信会社のサイト 等
金額やプランを見て選びましょう。自分が普段使っているショッピングサイトを利用いただいて問題ないかと思います！「国名+eSIM」と検索すると出てきますよ！私はKKdayで買うことが多いです。他サイトと比較した際に割と安いことが多いんです。送られてくる文章が、たまに自動翻訳した日本語？っぽいことがありますが、使用する分には全く問題ありません。出張の方、ちゃんと領収書も出ますよ！！
↓韓国eSIMの一例です！（画像タップで、KKdayサイトに飛びます）キャンペーンで値段は変動しますが、2024年8月21日時点では、3日間（1日1ギガ高速通信）で335円と破格の値段です…。
おすすめのデータ容量
ほとんどが高速通信のギガ数が限定され、低速通信は無制限のプランです。海外旅行中は、動画を見ることはあまりなく、mapやSNS検索、SNS投稿がメインかと思いますので、1日1Gあればそんなに困ることはありません。心配な方や、動画もたくさん見るという方、LINE通話などをたくさんする可能性がある方は、2〜3ギガあってもいいかもしれませんね。
チェックすべきプラン内容
押さえておくべきチェックポイントは以下の通りです！
・対応機種（Android勢は要注意です！iPhoneは古すぎない限り、大抵大丈夫です）
・金額
・日数
・高速通信容量
・1日の切り替えのタイミングについて（使用開始から24時間か、それとも0:00か）
↑0：00切り替えの場合、深夜便を利用する際に最後の数時間が使えない！なんてことになってしまうので、注意です！空港Wi-Fiが使えればいいですが、弱い場合もあるので…
・テザリング可能かどうか（複数台繋ぐ必要がある場合）
・口コミ！（やっぱり重要です。実績があるeSIMを選んでおくと安心です）
eSIMってどうやって設定したらいいの？（iPhone）
eSIIMは購入するときちんと設定方法のマニュアルが付いてきますので、それを見ながら設定してください。以下、主なやり方を説明します！
日本にいるうちにやっておくこと
①SIMロック解除
まずは、自分のスマホが「SIMロック解除」の状態になっているか確認しましょう！SIMロックは、携帯電話会社が自社以外の回線を使わせないように制限をかけているものです。しかし、現在は携帯電話会社は利用者からSIMロック解除を求められた場合は必ず解除しなければならないというガイドラインが制定され、さらに2021年10月以降は、原則SIMロック禁止となっています。SIMロックは携帯電話会社のためのものであり、解除したからといてデメリットは特にありません！
iPhone確認方法
設定＞一般＞情報＞SIMロック
Android確認方法（機種によって表記は異なるようです）
設置＞端末情報＞SIMカードの状態＞ステータス
「許可」であれば解除されています！
SIMロックが解除されていない場合、解除手続きをする必要があります。携帯電話会社によって解除方法が異なりますので、契約している会社のサイトから解除方法をご確認ください！
②eSIM購入後、送られてくるQRコードを読み込む
eSIMを購入すると、QRコードが送られてきます。それをiPhoneの「設定＞モバイル通信＞eSIMを追加＞QRコードを使用」から読み取ります。
※注意※
送られてきたQRコードは、使用するiPhone以外で表示する必要があります。印刷する、もしくはスクリーンショットを撮って他の端末や家族・友人のスマホに送って読み取る、パソコンでQRコードを表示する等、eSIMを読み取りたい端末のカメラでQRコードを読み取れるようにしましょう。
③eSIMをアクティベートする
「続ける」や「完了」といったボタンが出てきますので、表示通りに進めていきましょう。
④名前の設定
自由に名称を設定できますので、わかりやすい名前をつけておきましょう（日付＋国名など）。
⑤デフォルト回線、iMessageとFacetime、モバイルデータ通信
まだ日本にいて、日本の回線を使う必要があるので「主回線」を選択しておきます。主回線は、今日本で使用している日本の回線を指します。
ここまで完了すると、SIMの一覧に今追加したeSIMが表示されます。しばらく「アクティベート中」と表示されますが、無視して大丈夫です。その後、「eSIMをアクティベートできません」とポップアップが出てきますが、これは正常な反応です。なぜなら、この回線は海外の回線であり、日本では使用できないものだからです。拾う電波がないので、アクティベートできず、「以前〇〇として使用」と出てきますが、全く問題ありません。海外のデータを拾って初めて利用が開始されますので、日本にいるうちは日数が消化されることはありません。渡航する前日までには、eSIMの設定を済ませておきましょう！
⑥eSIMをオフにする
追加したeSIMをタップし、「この回線をオンにする」を押してオフにしておきます。
海外に着いたらやること
①日本の回線（主回線）を「オフ」に、eSIMの回線を「オン」にする
日本の回線をオフにするので、勝手に日本の回線が通信をすることはありませんが、念の為日本の回線のデータローミングをオフにすると安心です。
② eSIMのデータローミングをオンにする
電波のマークが立ったり、「4G」や「5G」の表示が出ていればOKです！少し時間がかかることもありますが、しばらく待っても繋がらない場合は、一度電源を切ってみましょう。今まで数回やってみましたが、繋がらなかったことはないです！もし繋がらない場合、カスタマーサービスの連絡先がありますので、一旦空港のWi-Fiに繋いで問い合わせてみましょう。
日本に帰ってきたら
eSIMをオフに、日本の回線をオン戻しましょう！
終わりに
いかがでしょうか？海外旅行にいくなら、断然eSIMがおすすめです！難しいなと思うかもしれませんが、設定自体はとても簡単なので、次海外に行く際は挑戦してみてください！
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