【航空券あるある】購入後にフライト時刻がズレる理由、実はコレなんです

旅行

「え?買ったときと時間違うんだけど…?」

予約していた航空券を確認したら、出発時間が30分ズレてる。こんな経験、ありませんか?
実はこれ、航空券あるあるなんです。

バグでも間違いでもなく、“ちゃんとした理由があって起こっている”んです。

特に「まだ先の旅行だけど、今のうちに安く航空券取っておこう」と早めに予約した人ほど起きやすいこの現象。
今回は、なぜフライト時間が変わるのか?その原因と見極め方、そして避けるコツまでを、JAL公式の情報も交えて分かりやすく解説します!

購入後に時間が変わるのはよくある話

実際に私が経験したフライト時間変更はこちら↓

左は福岡発バンコク行きのエアアジア、右は福岡ー羽田間のANAのフライト変更です。

フライト時間が数十分〜1時間変わるのは珍しくないのです。特に「数ヶ月以上先の便」を予約した時に起こりやすいのです。

これは、ミスではなく航空券販売の仕組みの問題。

フライト時間変更の原因

最大の原因:夏ダイヤ・冬ダイヤの切り替え

飛行機のダイヤは世界共通で、3月末・10月末に運航スケジュルが切り替わります。3月末〜10月末のダイヤを夏ダイヤ、10月末〜3月末のダイヤを冬ダイヤと言います。

これは、ヨーロッパや北米などで導入されているサマータイムの影響でこのような区切りになっているのです。

次のダイヤの確定前に航空券を販売している会社があります。そのため、購入時点では仮のスケジュールで、後から時間が微調整されることがあるんです。

JAL公式も明言!「ダイヤ確定前の先行予約は時間が変わることがある」
JAL公式サイトでは、「先行予約運賃」はダイヤ未確定の状態で販売しており、後から時間や便名が変更されることがあると明記されています。

そして、ダイヤの確定は以下スケジュールと記載されています。
・夏ダイヤ(3月の最終日曜日~10月の最終日曜日の直前の土曜日ご搭乗分):1月下旬頃
・冬ダイヤ(10月の最終日曜日~翌年3月の最終日曜日の直前の土曜日ご搭乗分):8月下旬頃

もう1つの理由:直前の運航変更(避けられない!)

天候や機材繰り、需要変動により、欠航・増便・時間調整が入ることも。このパターンは直前でも起こりうるもので、予測できません。

航空会社としては代替案を提示してくれることが大半なので、安心してください。

ダイヤ確定前か見分ける方法は?

すぐにはわかりづらいのですが、目安はJALの公式サイトにもある1月下旬と8月下旬。ダイヤの確定は全世界共通のため、数日のブレはあるもののそんなに変わりません。

わかりやすいのは、スカイマークなどの、ダイヤ確定後に販売を開始する会社の売り出し時期を見ること。

例えば、2025年冬ダイヤの販売開始は8月26日(火)↓

JAL公式記載の8月下旬とも一致しますね。

2025年夏ダイヤの販売開始は1月30日でした。こちらもJAL公式記載の情報と一致します。

会社によって若干日付が違ったりしますが、どの会社もいち早く売り出したい気持ちがあるのは変わりませんので、ほぼほぼ最短で売り出すはずです。1つの目安としてスカイマーク参考にしてみてくださいね。

対策まとめ|時間変更に備えるには?

ダイヤ確定後の予約を狙う

10月末以降の航空券は9月に入ってから、3月末以降の航空券は2月に入ってから予約しましょう。スカイマークの販売開始時期がひとつの目安です!

予定に余裕を持たせておく

到着後すぐの予定(乗り継ぎ・ツアーなど)や、出発直前の予定(乗り継ぎ・レストラン予約など)は避けるようにしましょう。

万一時間変更があった時に、予定まで変えなければならない可能性があります。

購入後の通知メールは必ず確認

時間変更の連絡は、購入元からのメールやアプリの通知で来ることがほとんどです。当日フライトが変わっていた!なんてことを避けるために、通知をオンにしたり、迷惑メールボックスに入らないように設定しておきましょう。

事前に旅程を再度確認

出発1週間前や前日に再度チェックするクセをつけておきましょう。当日気づいて間に合わない!なんてことになると最悪です。

まとめ

航空券の時間が変わるのは、ミスではなくよくあること。ダイヤ確定前に販売されていることが主な原因です。特に3月末・10月末をまたぐ予約は気にかけてくださいね。

安く予約したいけど、スケジュールの変更は避けたい、という方は、ダイヤ確定後すぐ予約が安心です。

ちょっとした意識で、当日の焦りやトラブルを減らせます!夏ダイヤ・冬ダイヤの見分けがつけば、あなたももう旅マニアの一員です!!

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