韓国旅行、もう入国カードは手書き不要!?
2025年2月から始まった「e‑Arrival Card(電子入国カード)」を使えば、スマホでさくっと事前申請するだけで、機内での記入や入国審査場での提出が不要。入国が一気にスマートになるこの新制度、知っておけば旅行当日がグッと快適になります!この記事では、申請の手順や注意点をわかりやすくご紹介します。
※e-Arrivalカードの内容やシステムは変更となる場合があります。最新情報は、大韓民国政府の公式サイトをご確認ください。
e-Arrival Cardとは?
今まで機内で書いていた「入国カード」。ついに韓国でも2025年2月からオンライン版の「e-Arrival Card」が始まり、2025年末には完全に紙カードが廃止されます。
申請は、到着日を含め3日前(5日に入国するなら、3日から)から申請可能で、申請後72時間以内に渡航しないと無効になります。
スマホ、PCなど、ネット環境があれば申請可能で、日本語も対応しているので安心です。
K-ETA保有者や韓国居住者等の一部は申請不要です。
観光、出張、知人訪問など、全ての短期入国者は申請が必要なので韓国を訪れる際は忘れずに申請しましょう!
申請は無料です。もし料金を請求してくるサイトがあれば偽サイトなので気をつけてください。
申請手順(5ステップ)
ステップ①利用規約に同意+メールアドレス登録
申請サイトはこちら→https://www.e-arrivalcard.go.kr/portal/main/index.do?locale=JP
一度に9名まで申請可能です!14歳未満の子どもは、家族など代理の大人が申請する必要があります。



「電子入国申告/個人申告」の「申告する」をタップ→全体同意にチェック→Eメールアドレスを入力、で先に進んでください。
この時点では、メールに何も来ませんのでご安心ください!
ステップ②パスポート情報入力

パスポートをアップロードすると、パスポート情報が自動で入力されます。スマホで申請すれば、写真をその場で撮影すればいいので便利です!

「基本情報」欄の上にある、「申請者を追加」を押せば、最大9名分まで同時に登録できます。
※同行者は、同一便で入国する必要があります。
ステップ③渡航情報入力
出入国時に使用する便名や日付を入力します。便名は、アルファベットと数字の組み合わせです。
航空会社も直前出発地・次の目的地も検索機能があるので入力しやすいです。日本語は対応していないので、英語表記で検索しましょう。



次に、入国目的を選びます。
個別手配で入国する方は「観光(個別)」を。団体ツアー(添乗員とずっと一緒に巡るもの)や会社の報奨旅行などで団体で動くものは「観光(団体)」が当てはまります。
そのほか、観光以外の目的で入国する場合はそちらを選択してくださいね。日本語がわかりやすいと思うので、戸惑うことはないかと思います。

続いて滞在情報です。
・ビザ情報照会
韓国のビザを持っている人は、「ビザ情報紹介」を入力しますが、観光で訪れる人のほとんどはビザを持っていないと思うので、入力なしで大丈夫です。
・滞留予定地
滞留予定地は、滞在するホテルの住所を入力します。韓国語・英語どちらでも検索できるようになっているのですが、英語の方はなぜか検索後の住所選択ができませんでした。
「KOR」から、ホテルの郵便番号を入力し、韓国語の住所を探しましょう。
住所選択後、下の段にホテル名を英語で入力します。
・連絡先
韓国内の連絡先なので、ホテルの電話番号で大丈夫です。

職業選択です。日本語表記もわかりやすいです。
家事従事者は、専業主婦(夫)を指します。
ステップ④内容確認
全て入力が完了したら、記入内容に間違いがないか確認し提出しましょう。
ステップ⑤メールが届く
提出が完了すると、以下のような確認メールが届きます。

また、入国当日に何かを提出する必要はありませんが、念の為このメールのスクリーンショットを撮っておくことをおすすめします。
入国時の流れ
入国審査場では、パスポートを提出するだけでOKです!特にe-Arrivalカードを提出済の証明を出す必要はありませんでした。
よくある質問
申請を忘れてしまったら・・・?
オンライン申請は当日も可能なので、入国審査場に着く前までに提出すれば大丈夫です!
2025年末までは、紙のカードも使えます。機内や到着後にもらえるので紙の提出でも大丈夫です。
家族分はまとめて申請OK!?
同一便で入国するのであれば、9名まで同時申請可能です!14歳以下のお子様は親が代理申請する必要があります。
メール、登録番号は保存必須?
当日はパスポートがあれば大丈夫ですが、念の為登録時に届くメールのスクリーンショットを撮っておきましょう。
終わりに
韓国のe-Arrivalカードは、他の国に比べても日本語の精度が高く入力しやすい上、入力項目も簡潔です。
機内で書いていた紙の入国カードは、「ホテルの住所と電話番号スクショし忘れた!」となることも多かったので、事前申請になって快適になりました!
2026年からは完全オンライン化でますます便利になります!渡韓の際は申請お忘れなく!
そして、韓国行き航空券検索はTrip.comがおすすめ↓
※アフィリエイトプログラムを利用しています。