フィレンツェで“実は一番行ってよかった”と言われる場所が、ウフィツィ美術館（Uffizi Gallery）。でも、日本ではルーブルやオルセー、バチカンほど有名じゃなくて、
- 名前だけ聞いたことあるような…
- 何の美術館？
- 美術に詳しくないと楽しめないんじゃ？
と思っている人がほとんどではないでしょうか？
結論：ウフィツィ美術館は、美術初心者でもめちゃくちゃ楽しめる“名画の宝庫”です。この記事では、「そもそも何がある美術館なの？」という基本から、予約方法・見どころ・回り方まで、初めてでも迷わず楽しめるように案内します！
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ウフィツィ美術館ってどんな場所？
一言でいえば…ルネサンス美術の“本場フィレンツェ版ルーブル”
世界的に超有名な画家の作品が、ぎゅ〜っと詰まった美術館です。登場するのは、名前だけは知ってるあの人たち👇
- ボッティチェリ
- レオナルド・ダ・ヴィンチ
- ミケランジェロ
- ラファエロ
「美術史の教科書に出てきた天才たちが総出演」する場所なんです。しかも、ルーブル美術館ほど巨大すぎず、初心者でも回りやすいのがウフィツィ美術館の魅力。
ちなみに、「ウフィツィ」とは「オフィス」の意味で、元々行政のオフィスとして使われていた建物を美術館にしたそうです！ただ、オフィスとは思えないほど天井画など豪華です…！
ウフィツィ美術館は“事前予約”必須
ウフィツィ美術館はフィレンツェでも人気のスポット。予約しないと当日入れないこともあります。行くと決めたら、必ず予約をしましょう。
入場券のみは、KKday、Klook、ベルトラともに販売しておらず、公式サイトのみとなります。
公式サイトでは、€29（約5,200円）です。前月から予約が開始されます。
日本語で予約したい方は、KKdayの音声ガイド付きプランがおすすめです！
さらに、しっかり歴史を学びたい方は日本語ガイド付きツアーがおすすめ！
毎月第一日曜日は無料開放されています！
絶対見るべき名画5選
ボッティチェリ『ビーナスの誕生』
ウフィツィ美術館の目玉！愛と美の女神ビーナスが、貝殻に乗って海から生まれてきた瞬間を描いた絵です。色使いも素敵なのですが、髪の毛がめちゃくちゃ細かく描かれているのがすごい！
部屋番号：3階 A11-12
レオナルド・ダ・ヴィンチ『受胎告知』
天使ガブリエルが聖母マリアに「あなたは神の子を授かります」と告げにきた場面です。とっても繊細に細かく描かれているのでぜひ間近でみてほしい作品です。
部屋番号：3階 A35
カラヴァッジョ『メデューサ』
髪の毛が全部生きた蛇に変わった怪物のメデューサ。みた人を石にしてしまう恐怖の瞬間です。盾のようなものに描かれており、これを敵に突きつけたのかなぁと思いながらみていました。
部屋番号：2階 D24-25
ボッティチェリ『春（プリマヴェーラ）』
春の訪れを、ギリシャ神話のキャラクターたちで表現した春の祝福の絵画です。絵全体には500種類以上の植物が描かれていると言われています。
部屋番号：3階 A11-12
ミケランジェロ『聖家族（トンド・ドーニ）』
ミケランジェロが残しt数少ない油絵の1つで、家族（マリア・ヨセフ・キリスト）を描いています。彫刻家らしい筋肉の描写が見どころです。
部屋番号：3階 A35
初心者向けの効率の良い回り方
ウフィツィ美術館は、上から下へ降りていきます。
まず、入場したらすぐに名画が集中している3階に上がり観ていきましょう。2階に降りたら、気になるものだけを寄り道してみるのがいいと思います！
1階にはお土産ショップも◎
その他
大きな荷物持ち込みNG
スーツケースなどの大型荷物はNGなので、ホテルにおいてきましょう。荷物検査もあります。
テラスの眺めが最高！
屋上にはテラスがあり、フィレンツェの街並みを見ながらコーヒーなどを楽しめます！
まとめ｜ウフィツィは“知らなくても楽しめる”最高の美術館！
ウフィツィ美術館は、「美術に詳しくないと楽しめないのでは？」という不安を抱く日本人旅行者にこそ、実はぴったりの美術館です。
事前予約さえ押さえておけば、あとは好きな作品を中心に眺めるだけで十分楽しめますし、フィレンツェの街並みと作品の世界観がつながる瞬間は、この街でしか味わえない特別な体験です。
フィレンツェを訪れるなら、ぜひこの“名画の宝庫”で、あなた自身の「お気に入りの一枚」を見つけてみてください。
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